エアバス、A350XWBのバッテリーのリチウムイオン電池採用を中止、ニッケルカドニウムを採用

航空 企業動向
A350 XWB
A350 XWB 全 3 枚 拡大写真

エアバスは、開発中のA350XWBにリチウムイオン電池を採用しない方針を明らかにした。A350XWBにはニッケルカドニウム電池を搭載する。

【画像全3枚】

ボーイングの次世代主力中型機でリチウムイオン電池を搭載した787型機のバッテリーから発火するトラブルの発生で、787型機は運航停止を余儀なくされている。

787型機は、航空機を軽量化するため、リチウムイオン電池が初めて採用された。エアバスが開発中の新型航空機A350XWBもリチウムイオン電池を搭載する予定だったが、787型機搭載バッテリーからの発火原因の究明に時間がかかっていることも勘案し、エアバスはA350XWBのバッテリーはニッケルカドミウム電池とすることで信頼性を確保することにした。

ただ、エアバスはリチウムイオン電池を採用するための研究開発と調査は継続する。

今回、リチウムイオン電池からニッケルカドミウム電池への変更に伴う納期への影響は無いと、している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  3. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
  4. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  5. エンジンルーム内の熱対策に効果! スバル『WRX STI』用冷却プレートをタナベが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る