キャセイパシフィック航空は、2013年4月以降日本発のエコノミークラス各種割引運賃制度を改定すると発表した。
従来、夏期・冬期の半期ごとに料金を設定していたが、これを撤廃し、2014年3月までの通年の運賃とする。出発間際でも残席があれば最安運賃が適用される割引運賃「エコ得」の運賃体系を維持しながら、1年間を通じた設定とすることで、先の旅行計画を可能にしている。
また、購入期限が出発5日前だった「エコ得5」は、購入期限が3日前に緩和され、新たに「エコ得3」となった。急な旅行計画や業務渡航にも柔軟に対応する。より多くのレジャー、ビジネス需要を取り込む。
例えば成田発香港行きの場合、3万8000円からの運賃が出発3日前まで購入可能となる。
現在、キャセイパシフィック航空は東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・沖縄の各都市と香港を結ぶ路線で合計週120便(台北経由便、香港ドラゴン航空とのコードシェア便を含む)の旅客便を運航している。