マレーシア通信マルチメディア委員会、通話途切れ改善せず通信大手3社に罰金

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア通信マルチメディア委員会、通話途切れ改善せず通信大手3社に罰金
マレーシア通信マルチメディア委員会、通話途切れ改善せず通信大手3社に罰金 全 1 枚 拡大写真

マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)は、国内通信会社3社に対して、通話中に回線が突然途切れる「ドロップド・コール」への対策を行わなかったとして総額19万リンギの罰金を科したと発表した。

罰金を命じられたのは▽DiGiテレコミュニケーションズ▽セルコム・アクシアタ▽マキシス・コミュニケーションズ--で、罰金額はそれぞれ10万リンギ、6万リンギ、3万リンギ。

MCMCによると、「ドロップド・コール」について消費者から多くの苦情が寄せられており、MCMCが実施したテストでも通話が途切れることが確認されたという。MCMCはこれまで3社に対してインフラの改善を行うよう指導してきたが、その後も苦情がむしろ増加傾向にあることから罰金処分に踏み切った。

電波通信塔の数が足りないことが主な原因で、通話者が移動している場合、通信塔間の距離が長すぎると別の通信塔に中継点が移る際に電波が途切れてしまうという。ユーザーは電話のかけなおしなどに余計な費用を費やすことになる。
マレーシアの人口2,800万人に対して、携帯電話サービスの加入者数は4,100万人となっている。
(ザ・スター、3月6日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  6. スズキ『エブリイJリミテッド』に対応、軽キャンピングカーキット発売…ブレイズ
  7. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  8. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  9. 【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「ジャパンモビリティショー2025」に関する全4問!
  10. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る