石油備蓄基地と国際金融地区、UAEと共同開発…2件で総額390億リンギ

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアとアラブ首長国連邦(UAE)は、ジョホール州の石油備蓄基地とクアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」の開発で協力することで合意し、契約を締結した。

2つのプロジェクトの規模は390億リンギ。

石油備蓄基地の開発はジョホール州のタンジョン・ピアイで行われる。開発規模は210億リンギで、UAE政府と1MYストラテジック・オイル・ターミナル社が合弁企業を立ち上げ、開発する。敷地面積は404ヘクタールで、貯蔵量は6,000万バレルとなる。

TRXにおいては、アブダビのソブリン・ファンド、アーバー・インベストメンツと1マレーシア・デベロップメント(1MDB)が合弁企業を設立する。契約の規模は180億リンギ。TRXプロジェクトは昨年7月に発表された。総開発価値は260億リンギと見積もられており、国際的な金融および貿易、サービスの中心となることが期待されている。建設予定地はKLのジャラン・トゥン・ラザクにある28.33ヘクタールの土地で、完成までに15年を要する計画だ。

広瀬やよい

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