クアラルンプール(KL)警察が、緊急時の駆け込み場所を整備する「ゴー・トゥー・セーフティポイント」計画をKL中心部のブキ・ビンタンでスタートした。
民間企業の協力を仰いで、引ったくりや強盗、痴漢、暴行などの被害者が駆け込んで救援を求める場所を提供する。当初は、ブキ・ビンタン地区にあるセブンイレブン7店と郵便局ポスの支店2カ所が参加する。
9つの店舗で働く合計40人あまりの店員は被害者を救助するための手順について警察から簡単な訓練を受ける。訓練を受ける手順には、ショックを受けたりケガをした被害者を落ち着かせるための応対の仕方や簡単な手当ての仕方、ナンバー確認などの犯人の手がかりの掴み方、被害者の家族や警察への通報の仕方など多岐に渡る。