三井造船、戸田工業とリチウムイオン電池正極材の合弁工場が竣工、4月から本格生産へ

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三井造船は、子会社で、戸田工業と共同で設立したM&Tオリビンが建設していた、中大型リチウムイオン電池用正極材料のリン酸鉄リチウム(LFP)生産工場が竣工し、4月から本格稼働を開始すると発表した。

新しい生産工場は、千葉県市原市の三井造船千葉事業所内に建設、年間2100トンのLFPを製造する能力を持つ。

M&Tオリビンは現在、新しい生産工場と同じ製造プロセスを持つ、年産36トンのセミコマーシャル設備で製造したLFPを顧客にサンプル出荷しており、新工場の本格稼働に伴い、国内外で受注活動を本格化させる計画。

LFPは安全性が高く、繰り返し急速充放電が可能で、電池寿命が長い、レアメタルを使わないなどの特長を持つ正極材。今後、普及が見込まれる電気自動車やプラグインハイブリッド車向けリチウムイオン電池向けに供給していく。

《レスポンス編集部》

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