三井造船、戸田工業とリチウムイオン電池正極材の合弁工場が竣工、4月から本格生産へ

エコカー EV
三井造船webサイト
三井造船webサイト 全 1 枚 拡大写真

三井造船は、子会社で、戸田工業と共同で設立したM&Tオリビンが建設していた、中大型リチウムイオン電池用正極材料のリン酸鉄リチウム(LFP)生産工場が竣工し、4月から本格稼働を開始すると発表した。

新しい生産工場は、千葉県市原市の三井造船千葉事業所内に建設、年間2100トンのLFPを製造する能力を持つ。

M&Tオリビンは現在、新しい生産工場と同じ製造プロセスを持つ、年産36トンのセミコマーシャル設備で製造したLFPを顧客にサンプル出荷しており、新工場の本格稼働に伴い、国内外で受注活動を本格化させる計画。

LFPは安全性が高く、繰り返し急速充放電が可能で、電池寿命が長い、レアメタルを使わないなどの特長を持つ正極材。今後、普及が見込まれる電気自動車やプラグインハイブリッド車向けリチウムイオン電池向けに供給していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  3. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
  4. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  5. エンジンルーム内の熱対策に効果! スバル『WRX STI』用冷却プレートをタナベが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る