3月のマツダ中国新車販売、25.2%減…12か月連続のマイナス

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マツダ・CX-5(広州モーターショー12)
マツダ・CX-5(広州モーターショー12) 全 1 枚 拡大写真

マツダの中国現地法人は4月3日、3月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万5734台。前年同月比は25.2%減と、12か月連続で前年実績を下回った。

マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。1-3月実績で見ると、一汽マツダが前年同期比9.2%減の3万1881台。一方、長安マツダは、40.7%減の1万3354台。長安マツダの方が、落ち込みは大きい。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がった。マツダの中国新車販売はその影響を受け、前年実績に対して、9月35%減、10月の45%減、11月29.7%減、12月26.4%減と、2013年1月16.1%減、2月24.7%減と、落ち込みが続いている。

マツダの2012年の中国新車販売は、18万7087台。前年比は12.9%減と、2年連続で前年実績を割り込む。2013年1-3月実績は、前年同期比21.5%減の4万5235台だ。

マツダの中国法人の山田憲昭会長兼CEOは、「昨年の第1四半期(1-3月)実績は、新車効果で前年同期比16%増と伸びた。しかし、今年は21.5%減。今後は新型車の投入で、販売増に努めていく」と語っている。

《森脇稔》

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