プジョー 208 T16、パイクスピーク参戦マシン発表…24年ぶりの復帰

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
プジョー 208 T16 パイクスピーク
プジョー 208 T16 パイクスピーク 全 8 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、プジョーは4月15日、米国コロラド州で6月末に開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムに参戦するプジョー『208 T16 パイクスピーク』を公式発表した。

プジョーは1988-1989年、パイクスピーク国際ヒルクライムに参戦し、勝利を挙げた。プジョーにとっては、24年ぶりの同レース復帰となる。

208 T16 パイクスピークは、プジョー『208』をベースに、プジョースポールがパイクスピーク用に開発したレーシングカー。プジョーは2013年の同レースの最高峰、改造無制限クラスに、この208 T16パイクスピークでエントリー。ドライバーには、WRC(世界ラリー選手権)の王者、セバスチャン・ローブ選手を起用する。

208 T16パイクスピークに関して、プジョーは搭載エンジンなどの詳細を明らかにしていない。大型リアウイングやディフューザー、フロントスポイラーなどを追加し、エアロダイナミクス性能を向上。カーボンファイバー製ボディは、前後のフェンダーが大きく拡幅されている。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレース。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300m。標高差1500m、コーナー数156、コース後半の路面は未舗装路で、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンするという過酷なモータースポーツ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る