マレーシアのセルコムアクシアタ、4G LTEサービスを開始

エマージング・マーケット 東南アジア

セルコム・アクシアタは22日、4G・LTEネットワークのサービスを正式に開始した。2014年末までに第4世代(4G)ロング・ターム・エボリューション(LTE)サービスが売り上げに貢献すると見込んでいる。2015年にかけては貢献度が増すと見込まれている。

今年中ごろまでに300万人のユーザー獲得を目指す。サンウェイ・ピラミッドとKLパビリオン、メナラ・セルコムの「ブルー・キューブ・ストア」で、3カ月間無料のアクセスが可能なプランが199リンギで購入できる。近く、プロモーションの実施を予定している。4G LTEを通じてゲームや音楽、ソーシャル・ネットワーク・アプリケーション、モバイル商取引、モバイル送金サービスなどさまざまなデジタル・コンテンツの利用が可能だ。

セルコムは向こう3年間で3億リンギを投資し、4G LTEサービスを拡大する方針だ。今年の投資割り当て額は1億5,000万リンギとなっている。首都圏クランバレーやペナン、マラッカ、コタバル、ジョホール・バル、アロー・スター、ランカウイ、クアンタン、コタ・キナバル、クアラ・トレンガヌ、クチンなどに4G LTEサービスのホットスポットが設けられている。

千田真理子

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