マレーシア総選挙、与党連合が凋落…得票率は5割切る 4閣僚が落選

エマージング・マーケット 東南アジア

5日に投開票が行われた総選挙では、与党連合・国民戦線(BN)が州議会ではケダ州の奪回に成功したものの、下院では7議席減らした上に4閣僚が敗れた。

マレーシア華人協会(MCA)の凋落が目立ち、得票数では野党連合・人民同盟(PR)を下回る46.8%にとどまった。

下院で敗れたのは▽コン・チョーハ運輸相(MCA書記長)▽ラジャ・ノン・チック連邦直轄地相(統一マレー国民組織=UMNO)▽チョー・チーヒョン住宅地方自治相(MCA党首補)▽バーナード・ドムポク農園一次産業相(統一ムルト・カダザン組織=UPKO党首)--の4閣僚で、副相クラスも▽リー・チーリョン副内務相(MCA)▽ホウ・コックチュン副高等教育相(MCA)▽サイフディン・アブドラ副高等教育相(UMNO)▽プアド・ザルカシ副教育相(UMNO)▽タン・リエンホー副国内取引共同組合消費者行政相(UMNO)▽A.コヒラン・ピライ副外務相(人民運動党=ゲラカン)▽D.K.デバサミー副首相府相(マレーシア・インド人会議=MIC)▽リウ・ブイキョン副首相府相(自由民主党=LDP)▽ヨン・クーンセン副公共事業相(サラワク統一人民党=SUPP)が--が落選した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  7. レクサス『LX』が移動式ドレッサーに、リアドアは観音開き…マニキュアステーションも完備
  8. イタルデザイン、VWのEVベースに「3ドアSUVクーペ」提案…IAAモビリティ2025
  9. メルセデスベンツ『CLA』新型、48Vハイブリッドを年内欧州発売へ…IAAモビリティ2025
  10. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る