【自治体総合フェア13】青森の中小企業が始めた“ナビチャリ”に観光地が注目

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フォルテが始めた「ナビチャリ」サービス(自治体総合フェア2013)
フォルテが始めた「ナビチャリ」サービス(自治体総合フェア2013) 全 3 枚 拡大写真

東京ビッグサイトで開催された「自治体総合フェア2013」には、さまざまな自治体向けのサービスが紹介されていた。その中で、観光地の活性化に一役買いそうなサービスを紹介していたのが、青森県の中小企業フォルテだ。

それは“ナビチャリ”と呼ばれるもので、電動アシスト自転車と音声ナビ&ガイド、骨伝導ヘッドホンがセットになっている。自転車に乗って観光する人のために、目的地までの案内のほか、周辺の美味しい店、見どころ、写真撮影スポットなど、おすすめの情報を音声で知らせてくれるのだ。

ナビの操作も簡単で、カーナビのように多くの操作をする必要がなく、NAVIあるいはGUIDEのボタンを押すだけ。すると、骨伝導ヘッドホンから音声が流れてくるわけだ。耳もふさがないため安全で、他言語対応、方言によるナビも可能だという。

「現在、青森県の八戸市、黒石市、西海岸の五能線沿線でサービスを提供していますが、非常に好評で、いろいろな自治体から問い合わせが増えています」と同社関係者は話し、この5月には東京事務所を開設したそうだ。 

ちなみに自転車の価格は15万9800円で、ナビチャリキット(音声ナビ&ガイド、骨伝導ヘッドホン)が3万9800円(3G通信モジュールなし)と4万9800円(3G通信モジュールあり)。そのほか、セットアップ費用などがかかる。

最近、観光地でレンタル自転車のサービスをしているところが増えているが、この自転車ならさらに楽しい観光ができるに違いない。

《山田清志》

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