マレーシア与党UMNO人気、依然トップ=マレー語紙調査

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

マレー語紙「シナル・ハリアン」が第13回総選挙後に実施した調査で、与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の人気が依然として高いことが明らかになった。

総選挙でUMNOは341万6,310票を獲得し、88議席を獲得した。調査によると、セランゴール州とペナン、クアラルンプール連邦直轄地以外の全ての州でUMNOの人気が最も高かった。

マレー人が多くUMNOに投票したことが、与党連合・国民戦線(BN)の勝利および政権維持に繋がったという。

マレーシア工科大学(UTM)の地理情報・不動産学科のアズミ・ハッサン氏は、クランタン州でUMNOは49.8%の票を獲得し、汎マレーシア・イスラム党(PAS)は41.1%を獲得するにとどまったと指摘。ケダ州やペルリス州、ペラ州、パハン州でもUMNOの人気が根強いことが伺われる結果が出たと分析した。サバ州ではUMNOが88.2%の票を獲得し、人気が高いことが裏付けられた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  8. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  9. 日野『プロフィア』2827台でリコール…配線の設計不備で火災のおそれ
  10. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る