水痘感染疑いの母子、エアアジアの搭乗拒否が波紋 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

水痘に感染していることを理由に、母子がエアアジア便への搭乗を拒否される出来事があった。

居合わせたTV3のプロデューサーがエアアジア批判のブログを書いたために騒ぎが拡大、結局、水痘の疑いが晴れたとして母子は翌日、マレーシア航空便に搭乗することができたという。

検疫で引っ掛かったのはイザンさん(36)と生後14カ月の女児。18日にベトナムのホーチミン空港で同空港専属の医師から水痘感染の疑いが高いと告げられたことから、エアアジアの地上職員が他の乗客への感染防止のためとして搭乗を拒否した。

イザンさんの親族は、エアアジアが航空券の払い戻しに応じなかったことやイザンさん母子のその後の支援をしてくれなかったことに不満をぶちまけている。これに対しエアアジア側は搭乗拒否は規則に則ったものであり、母子のためにホテルや移動手段の手配などを行なったと主張している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、5月20、21日)

伊藤 祐介

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