【INDYCAR 第7戦】混乱続発のレース2、ホンダ勢が敵地で1-2-3-4-5フィニッシュを達成…琢磨は連日の苦闘

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佐藤琢磨は年間王座争いで6位に後退。トップとは31点差だ。写真:IndyCar
佐藤琢磨は年間王座争いで6位に後退。トップとは31点差だ。写真:IndyCar 全 12 枚 拡大写真

インディカー・シリーズのベル・アイル・パーク市街地コース戦(デトロイト)は、2日、ダブルヘッダーのレース2を行ない、ホンダ勢が上位5位までを独占した。優勝はシモン・パジェノー。佐藤琢磨はクラッシュでレースを終えることとなり、23位だった。

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前日のレース1は、アクシデント等への対処による全車スロー走行措置、いわゆるフルコースイエローの発生が3回だったが、この日のレース2は前半だけで6回という混乱相次ぐ展開となった。そのなかで、前日の勝者であり、ポール発進だったマイク・コンウェイ(#18 Dale Coyne Racing/ホンダ)が別格の速さを見せていたのだが、終盤は展開のアヤと自身のペースがそれまでほど快調ではなくなったこともあり、彼は最終的に3位に終わる。勝ったのはパジェノー(#77 Schmidt Hamilton Motorsports/ホンダ)で、これが自身初優勝。

「8歳の頃からF1かインディカーで優勝することを夢見てレースを続けてきた。21年のハードワークが、ついに夢の実現につながった。まだ信じられないくらいだよ。最後の2周は、こみ上げてくる感情を抑えるのが難しかった」と、パジェノーは喜びの大きさを語っている。

2位はジェームズ・ジェイクス(#16 Rahal Letterman Lanigan Racing)。4~5位にChip Ganassi Racingのスコット・ディクソン(#9)とダリオ・フランキッティ(#10)が入り、ホンダ勢は1-2-3-4-5フィニッシュ。地元レースだったシボレー勢の最上位は6位のマルコ・アンドレッティ(#25 Andretti Autosport)だった。

琢磨(#14 AJ Foyt Racing/ホンダ)は予選21位と苦しい位置からのスタートながら、次第にポジションを上げていた。だが、レースが3分の1を終えたあたりでのリスタート時に、混戦のなかで他車からの軽い接触を受けてクラッシュ。25台中23位という結果に終わった。「とても残念。ああいう状況では相手に(琢磨に)1台分のスペースを与えるという話が、ドライバーズミーティングでもあったのに……。起きてしまったことは仕方ないけど、前日よりマシンの状態が良かっただけに、本当に残念な結果だった」と、不運な展開を悔やんでいた。

これでシリーズ6位へと後退した琢磨は、首位タイのアンドレッティとエリオ・カストロネベス(#3 Team Penske/シボレー)から31点差という状況。今後も混戦が予想されるタイトル争いにしっかり生き残っていくためにも、次週テキサス・フォートワース(1レース制のオーバル戦、決勝は現地8日)からの早期反撃開始を期待したい。

《遠藤俊幸》

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