英ボクスホール、585psのVXR8 GTS発表…ライバルはM5とE63AMG

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新型ボクスホール VXR8 GTS
新型ボクスホール VXR8 GTS 全 7 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの英国ブランド、ボクスホール(ヴォクスホール)は5月29日、新型『VXR8 GTS』の概要を明らかにした。

ボクスホールはオペルの英国でのブランド名。その多くがオペル車のエンブレムを変更しただけのモデルだが、『VXR8』はオペルには存在しない。GMのオーストラリア部門、ホールデンの『コモドア』をベースにしている。

新型VXR8 GTS は、ホールデンで高性能車を開発するHSVが開発したHSV『GEN-F』のボクスホール版。HSVとは、「ホールデン・スペシャル・ビークル」の略。HSVの最新作として登場したGEN-Fは、「ジェネレーションF」を意味し、新型に生まれ変わったばかりのホールデンの主力車、コモドア(VF型)をベースにした高性能バージョンとなる。

そのハイライトは、エンジン。新型VXR8 GTSは、6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンをスーパーチャージャーで過給。最大出力585ps/5900rpm、最大トルク75.5kgm/4200rpmを引き出す。0-96km/h加速は4.9秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。

もちろん、パワーアップに対応して、足回りはサスペンションやブレーキを強化。外観は専用のエアロパーツや大径アルミホイールなどで迫力を増した。インテリアも、パフォーマンス重視の仕上がり。

ボクスホールがライバル視するのが、BMW『M5』やメルセデスベンツ『E63AMG』。ボクスホールは、「M5やE63AMGよりもパワフル。それでいて、価格は両車より2万ポンド(約300万円)安い」とアピールしている。

《森脇稔》

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