ペトロナスは、ジョホール州ペンゲランの石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)プロジェクトにおける総合石油コンプレックス(PIPC)で、10億リンギ規模の水供給プロジェクトを実施する方針を明らかにした。
PIPCの8,800ヘクタールの敷地に原水を供給するための水道管を地下に建設し、インフラを整える。プロジェクト費用の10%を国家経済委員会が負担することになるという。
RAPIDプロジェクトは5-6年間で1億2000万リンギの投資を誘致すると見込まれている。2017年初頭に稼動を開始が見込まれている。
メイバンク・インベストメント・バンクによると、ペトロナスは今後3年間で、マレーシア国内の油田における生産量増強のため設備投資を増やすと見られている。
2012年、同社は24か所の油田を発見。今年第1四半期には国内で3か所、ブルネイで1か所の油田を発見している。第1四半期の原油生産量は74万3000バレルで、昨年同期の77万3000バレルからは若干減少した。