【三菱 eKカスタム 試乗】ビシッと決まるスポーツ性でキビキビした走りが魅力…諸星陽一

試乗記 国産車
三菱 eKカスタム
三菱 eKカスタム 全 10 枚 拡大写真

三菱と日産が共同で開発したeKシリーズのスポーティグレード、『eKカスタム』に試乗した。

【画像全10枚】

eKカスタムは『eKワゴン』にはない64馬力のターボ付きエンジンが用意されている。試乗車はこれだ。

3000回転にトルクのピークを持つエンジンは、発進時からしっかりと力強い加速を行ってくれる。加速時に感じるのはボディ剛性の高さだ。グイグイと加速していくが、ボディの弱さを感じることがない。駆動力が逃げずにしっかりとしていることが確認できた。

このボディ剛性の高さは乗り心地にも大きく影響している。試乗車が履いていたタイヤは165/55R15とわりと扁平率が低いタイプ。当然のことながら突き上げ感は上がるはずなのだが、それが気にならない。ボディが弱いと、この手のタイヤを履きこなせないが、eKカスタムはそれをやってのける。eKはワゴンもカスタムも足まわりのセッティングは同一で、タイヤサイズのみの変更となっているというが、それが可能なのもしっかりしたボディのおかげだろう。

気になるのは発進直後の微振動。走り出してすぐの極低速で、0.5~1秒くらいボディ全体が「ブルッ」と震える。この現象について開発者にたずねたところ、燃費向上のために停止時にはCVTをニュートラル状態にしており、発進時にクラッチをつなぐ際に若干の振動が発生するとのこと。これは今後の課題として改善されていくらしい。

全体としてはスポーティな走りが可能で、元気のいい軽自動車好きには受け入れられる仕上がりとなっている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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