メルセデスベンツ Sクラス新型、最強のS63 AMG がスタンバイ

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新型メルセデスベンツ SクラスのS63 AMG
新型メルセデスベンツ SクラスのS63 AMG 全 2 枚 拡大写真

メルセデスベンツが5月中旬、ドイツで発表したばかりの新型『Sクラス』。同車に間もなく、高性能グレードの『S63 AMG』が追加されるようだ。

これは6月12日、ドイツ・ジンデルフィンゲン工場において、新型メルセデスベンツSクラスの生産を開始したことを紹介する映像で明らかになったもの。多くの新型Sクラスの中に、バンパーやアルミホイールなどのデザインが異なるSクラスが1台。映像では、このSクラスのリアに、「S63」のエンブレムが装着されていることを伝えている。

現時点では、新型SクラスのS63 AMGの詳細は公表されていない。ただし、5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンを継続搭載するもよう。

このエンジンを積む『E63AMG』の改良新型には、2種類のエンジンチューニングが存在。標準仕様は、最大出力が557ps/5500rpm、最大トルクが73.4kgm/1750-5250rpm。従来よりも、パワーを33ps、トルクを2kgm高めた。今回の改良を機に初設定される4WDの4マチック仕様の場合、0‐100km/h加速は3.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。

これでも物足りない顧客のために、AMGは「S-モデル」を用意。従来の「AMGパフォーマンス」パッケージに代わる仕様で、エンジンコンピューターなどに専用チューンを実施。最大出力585ps/5500rpm、最大トルク81.6kgm/1750-5000rpmを獲得する。標準仕様のE63 AMGに対して、28ps、8.2kgmパワフル。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT 7。S-モデルは0‐100km/h加速を3.6秒で駆け抜け、最高速は250km/h(リミッター作動)に到達する。0‐100km/h加速は、通常のFR仕様よりも0.6秒、通常の4マチック仕様に対しては0.1秒速い。

《森脇稔》

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