国民車メーカーのプロトン・ホールディングスは、Bセグメント車『サガ・スーパー・バリュー(SV)』の廉価版を発表した。
月間の販売目標を2000台に設定しており、年内に8万台の販売を見込んでいる。
排気量1.3リットルのサガSVの価格は、従来モデルの『サガFLX』よりも5000リンギ安い3万3438-3万6888リンギ。Bセグメント車では国内で最安値となっている。
プロトンの現在Bセグメント市場におけるシェアは現在24%だが、サガSVの発表でシェア30%への拡大を目指す。
モハマド・カミル・ジャミル社長は、サガSV以外の車種についても安全性や品質を維持しながら、段階的な値下げを行っていくと述べた。一方、国内市場のシェアについては、3年以内にトップ奪還を目指す方針を明らかにした。
プロトンの国内シェアは、21.3%。トップはプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)の30.6%となっている。