【パガーニ ウアイラ 日本発表】オラチオ・パガーニ氏「メルセデスとの関係は良好」

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オラチオ・パガーニ氏
オラチオ・パガーニ氏 全 6 枚 拡大写真

パガーニ『ウアイラ』の日本発表に伴い、創設者のオラチオ・パガーニ氏が来日。『ゾンダ』やウアイラのエンジンの供給元であるメルセデス・ベンツとの関係について語った。

ウアイラは、メルセデスAMG製V12ツインターボエンジンを搭載している。「我々とメルセデス・ベンツとの関係が生まれたのは1993年。当時、友人でF1チャンピオンに5回輝いた、ファン・マヌエル・ファンジオ氏がメルセデス・ベンツを紹介してくれたことで、ゾンダや、ウアイラにメルセデス・ベンツのエンジンを搭載できるようになったのです」と経緯を話す。

現在、環境安全基準は厳しくなり、メーカーにとってエンジン開発は非常に難しくなっている。パガーニ氏はそのことを踏まえ、「我々にとって素晴らしい技術的パートナーを持てたということは大きな特権だったと考えています。我々のクルマをさらに技術的にも価格的にも非常に効率的なマシンに仕上げることが可能になったのですから」という。

パガーニ氏は、「メルセデスベンツは我々に対し、このエンジンを使えというのではなく、現在企画しているクルマにはどういうエンジンが欲しいのかと、協力的に開発に取り組んでくれるのです」と関係性が良好であることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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