トヨタ、ピクシス スペース を一部改良…燃費向上など

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・ピクシス スペース X
トヨタ・ピクシス スペース X 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、軽乗用車『ピクシス スペース』を一部改良し、7月1日より販売を開始した。

今回の一部改良では、CVTサーモコントローラーの採用で、エンジンとCVTの温度を相互に最適化し、燃焼効率、動力伝達効率を高めることなどにより燃費を向上。2WD車で27.6km/リットル、4WD車で25.0km/リットル(ともにJC08モード・カスタム RSを除く)を実現し、2015年度燃費基準+20%を達成。「カスタム RS」は、2WD車で24.0km/リットル、4WD車で23.0km/リットルを実現し、2015年度燃費基準+10%」を達成した。

これにより、すでに認定を取得している2005年基準排出ガス75%低減レベルとあわせ、引き続き全車「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象となる。

また、サスペンションの特性を変更し、乗り心地を向上させたほか、ブレーキをサイズアップし、制動力を強化した。さらに、防音材の性能向上や配置変更により静粛性を高めている。

外板色は、「L」「X」には新設定のマスカットグリーンメタリック、ムースピンクパール(オプション)、アーバンナイトブルークリスタルメタリック(オプション)を含む全8色、「カスタム X」「カスタム G」「カスタム RS」には、新設定のミストブルーマイカメタリックを含む全5色としている。さらに「L」「X」は、指定の外板色(3色)に、パールホワイトIII塗装のルーフやリヤピラーなどを組み合わせた2トーンセレクション(オプション)を新たに設定した。

内装は、「L」「X」のシート表皮とインストルメントパネルのアクセントカラーをグリーンに一新した。

価格は112万5000円から161万6000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る