フェイスブック圧勝、ツイッター苦戦 タイのソーシャルメディア利用状況

エマージング・マーケット 東南アジア
7月3日に行われたETDAの記者会見
7月3日に行われたETDAの記者会見 全 3 枚 拡大写真
【タイ】タイ情報通信技術省傘下のタイ電子取引開発事務局(ETDA)が今年4、5月、インターネットを利用しているタイ人2万3907人を対象に実施した調査で、ソーシャルメディアを利用したことがある人の割合は93・8%に上った。

 利用したソーシャルメディアは「フェイスブック」92・2%、「グーグル+」63・7%、「ライン」61・1%、「ツイッター」8・2%だった。

 ソーシャルメディアを利用したことがある人のうち、ソーシャルメディアを通じオンラインで買い物をしたことがある人は49・7%だった。購入した商品(複数回答可)は「衣料品」59%、「IT機器」34・1%、「化粧品」30・5%、「クーポン」19・8%、「パッケージツアー」19%、「音楽、映画」14%、「電子書籍」9・9%、「ゲーム」9・4%、「食品」8・4%だった。

 購入額は「500バーツ以下」15%、「501―1000バーツ」40・7%、「1001―5000バーツ」33・7%、「5001―1万バーツ」7・4%、「1万1バーツ以上」3・2%。

 回答者の1週間あたりのインターネット利用時間は「11時間未満」35・7%、「11―20時間」25・8%、「21―41時間」10・7%、「42―76時間」11・5%、「77―105時間」7・3%、「106時間以上」9%で、収入が高いほど利用時間が長い傾向があった

 インターネットを利用する際に使う端末(複数回答可)は「デスクトップパソコン」77・5%、「ノートパソコン」67・9%、「スマートフォン」69・5%、「タブレット」35・3%で、2012年に行われたタイ情報通信技術省の調査に比べ、スマートフォン、タブレットが急増した。

 インターネットを利用する際に最も使用頻度が高い端末は「デスクトップパソコン」45%、「ノートパソコン」25・3%、「スマートフォン」22・7%、「タブレット」6・8%だった。年齢が上がるほどデスクトップパソコンの割合が増え、20―34歳ではスマートフォンの割合が高い。

《編集部》

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