6月のインド新車販売、7%減…7か月連続で減少

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 2 枚 拡大写真

インド自動車工業会は6月12日、インド国内の6月新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、25万2929台。前年同月比は7%減と、7か月連続で前年実績を下回った。

25万2929台のうち、乗用車は19万6732台。前年同月比は5%減と、7か月連続のマイナス。商用車は5万6197台を売り上げ、前年同月比は13%減と、2か月連続の前年実績割れ。

メーカー別では、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが6月、インド国内で7万7002台を販売。前年同月比は7.8%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で6万5172台を販売。前年同月比は8.2%減で、2か月連続で前年実績を割り込む。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』も、6月は8.7%減の1万2548台と、2か月連続のマイナス。

また、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、2012年4月に発売した新型コンパクトMPV、『エルティガ』が失速。Bセグメント合計で6月は4997台にとどまり、前年同月比は11.4%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

《森脇稔》

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