マレーシア上半期の自動車販売、4.1%の増加…通年2.0%増の見通しを維持=MAA
エマージング・マーケット
東南アジア

1-4月はいずれの月も前年同月を上回ったが、5、6月には総選挙におけるマニフェストが消費者の買い控えを誘引してそれぞれ15、5%のマイナスに転落した。
乗用車は27万5,991台で3.8%増、商用車は3万7,497台で6.0%の増加となった。メーカー別で販売トップはプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)の9万6,873台で、これに国民車メーカーのプロトン・ホールディングスの6万4,784台、UMWトヨタの4万3,747台、日産の2万6,268台、ホンダの2万1,869台が続いた。プロドゥアのシェアは30.9%でほぼ前年同期から横ばい。2位をなんとか確保したプロトンはシェアを24.2%から20.7%にまで落とした。3位のトヨタもシェアを14.0%に落とした。一方、日産が8.4%に、ホンダが7.0%にそれぞれシェアを拡大した。三菱はシェアを2.1%に上げ、現代イノコムを抜いて6位に浮上した。
税制優遇措置を受けているハイブリッド車は上期の販売台数は6,817台となり、前年同期比9.8%の増加となった。販売トップはホンダで2位はトヨタだった。
一方、上半期の自動車生産台数は29万3,511台となり、前年同期比で4.1%の増加となった。乗用車は5.7%増の26万4,487台、商用車は東日本大震災やタイの大規模洪水の反動で急増した昨年の反動で8.9%マイナスの2万9,024台となった。
《伊藤 祐介》
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