医療セクター主要経済分野プロジェクトを発表 マレーシア保健省

エマージング・マーケット 東南アジア

ザ・スターやベルナマ通信によると、マレーシア保健省は8月1日、医療・保健セクターにおける経済改革プログラム(ETP)の主要経済分野(NKEA)のもとで5つのプロジェクトを行うと発表した。累計の投資額は3億8810万リンギ。

プロジェクトを発表したS.スブラマニアム保健相によると、プロジェクトを実施することで国内企業と外資企業との提携で作られた医療用品を減らし、輸入への依存軽減につながると見込まれている。マレーシアは輸入された医療用品に依存しており、価格も高いため、国内での医療用品の生産能力を拡大させる方針だ。

投資が行われるのは▽Aバイオ・オルソペディクス▽カール・ミュラー・サイエンティフィック▽コトラ・ファーマ--など5企業。整形外科治療用の機器や使い捨ての医療機器や備品の製造、整形外科治療の機器の開発、吸入器の製造ラインの拡張などに充てられる。

5つのプロジェクトは2020年までに国民総所得(GNI)に4億4,520万リンギの貢献をし、1,599人分の雇用を創出すると見込まれている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  6. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  7. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  8. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  9. トヨタの3列シートSUV『グランドハイランダー』米2026年型に「ナイトシェード」新設定
  10. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る