阪急阪神HD、グラングロント大阪効果で鉄道増益…2013年度4~6月期連結決算

鉄道 企業動向

阪急阪神ホールディングスが7月31日に発表した2013年度第1四半期(4~6月期)の連結決算は、経常利益が前年同期比7.2%減の247億3600万円だった。

売上高は6.0%減の1605億6500万円。不動産業で前年同期に大型物件の完成と引き渡しがあったことや、書店業の外部化、旅行業で中国、韓国方面の集客の低迷などがあり、減収となった。

鉄道事業は、梅田地区の複合商業施設「グランフロント大阪」のオープンなどにより阪急線、阪神線ともに好調に推移した。阪急電鉄の鉄道収入は1.4%増の234億7100万円で、輸送人員も1.4%増の1億6111万8000人。阪神電気鉄道は鉄道収入が1.6%増の78億8500万円、輸送人員が1.0%増の5721万9000人だった。

全体の営業利益は8.8%減の264億100万円だった。当期純利益は固定資産売却益の計上があり、31.9%増の201億9000万円。通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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