商船三井、船倉内を安全で清掃できる高所清掃器具を開発

船舶 企業動向
船倉内で高所清掃器具を操作する様子
船倉内で高所清掃器具を操作する様子 全 1 枚 拡大写真

商船三井は、高圧洗浄水を使って船倉内高所の清掃を効率的、安全に行うための器具を開発し、船具・高圧ポンプメーカーである韓国のBC TAECHANG・インダストリアレーションへ発注したと発表した。

新開発器具の実用化により、船倉内清掃時、乗組員の作業負担を軽減し、安全性を大きく高める効果が期待できるとしている。

新開発器具は、長尺アルミポールと、アルミポールを吊り下げて操作するための操作索で構成する。アルミポールの先端には、高圧洗浄水噴射ノズルを装着でき、船倉の高さに合わせて長さの調節が可能となる。

従来よりも安全な作業が可能となり、洗浄以外にも薬剤の散布、ペイントの噴霧などにも使用できる。

ばら積み船では、セメントや石油コークスなどの貨物を輸送した後、船倉内高所の清掃を、乗組員がチェリーピッカーや組立式梯子などを使用して数十メートル高所へ上がって作業するため、時間を要するのに加え、危険を伴う。

今回開発した器具は、乗組員が船倉内の底面で操作するため、高所作業の危険がなく、組み立ても短時間で行える。安全、短時間での高所清掃作業を可能とした。

昨年、同社のグループ会社である英国のミツイO.S.K.バルク・シッピング(ヨーロッパ)がプロトタイプを製作し、改良を重ねて実用化した。

商船三井は、単年度経営計画「RISE 2013」で安全運航の強化を掲げ、世界最高水準の安全運航を目指している。今回の器具開発は、この取組みの一環。今後も安全運航に寄与する技術の開発、導入を積極的に進めていく方針。

《レスポンス編集部》

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