TPPの参加、マレーシア国民車メーカーには恩恵

エマージング・マーケット 東南アジア

ザ・スターによると、業界オブザーバーらは、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に合意することで、TPP参加国の市場アクセスが可能となるためマレーシア国民車メーカーに恩恵をもたらすと予想した。

しかし、恩恵を受けるには国民車メーカーが競争力を持つことが条件だという。

またオブザーバーらは、自動車メーカーが輸出のためにどのように増産を行うかを決定することが必要と指摘している。

あるオブザーバーは、国内での部品調達について、国内での調達がコスト増になるとの声が業者から出ており、問題となっていると述べた。また専門技術の不足が高コストにつながると指摘した。

専門家は政府が発表を先送りしている新自動車政策(NAP)に、そのような問題に対処し、産業を成長させるような内容を盛り込むと予想した。

ベンダーについて、オブザーバーはTPPに合意することで物流コストやその他のコストを抑えることが出来るようになるとの見解を示した。

TPPの交渉には、▽日本▽ブルネイ▽チリ▽ニュージーランド▽シンガポール▽米国▽豪州▽ペルー▽ベトナム▽マレーシア▽メキシコ▽カナダ--が参加している。今年10月の妥結が見込まれている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  6. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  7. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  8. 日産エクストレイル”ROCK CREEK“の魅力を人気インフルエンサー・あずあずが語る!PR
  9. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  10. プジョー『2008』のタイヤ空気圧がおかしいんだが…12月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る