東洋ゴム、模倣タイヤの輸入差し止めを申し立て…米国

自動車 ビジネス 企業動向
東洋ゴム・PROXES R1R
東洋ゴム・PROXES R1R 全 1 枚 拡大写真

東洋ゴム工業の米国法人、トーヨータイヤホールディングオブアメリカは8月14日、ITC(米国国際貿易委員会)に対して、トーヨータイヤを模倣した製品の米国への輸入差し止めを求める申し立てを行ったと発表した。

東洋ゴム工業は、米国市場において、「トーヨー」「ニットー」ブランドのタイヤを販売中。同社によると、東洋ゴムのタイヤのトレッドとサイドショルダー部分のデザイン意匠特許を侵害する交換用タイヤが、米国市場に流通。このため、タイヤ製造/輸入/販売22社を相手取り、製造と輸入および販売を中止するよう、ITCへの申し立てを行った。

東洋ゴム工業の主張は、「海外製のタイヤが、トーヨー/ニットーブランドのタイヤの意匠特許を模倣している」というもの。同社が持つ8件の特許を侵害するタイヤの、米国への輸入差し止めを求めている。

同社は明らかにしていないが、模倣品の製造国は、中国およびタイと見られている。

トーヨータイヤホールディングオブアメリカは、「トーヨー/ニットーブランドのタイヤは、先進かつ個性的なデザイン。不公正な競争から、会社、顧客、従業員を守るため、必要な措置を取る」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る