フォード、オーストラリアに新車攻勢…2017年までにラインナップ一新へ

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フォード エベレスト コンセプト
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米国の自動車大手、フォードモーター。同社がオーストラリア市場において、積極的な新車攻勢に出ることを表明した。

これは8月13日、フォードモーターがシドニーで明らかにしたもの。「2017年までに、オーストラリア市場でのラインナップを一新する」と発表している。

フォードモーターは2013年5月、2016年10月をもってオーストラリアの2工場を閉鎖し、現地生産から撤退すると発表。オーストラリア市場での販売不振や、生産コストの高さを受けての決断だった。

同社は過去5年間で、6億オーストラリアドル(約600億円)の赤字を計上。オーストラリア事業の立て直しが急務となっていた。2016年10月をもって閉鎖するのは、ブロードメドーズとジーロングの2工場。合計1200名の従業員は、解雇される予定。

現地生産から撤退する一方で、フォードモーターは輸入車をオーストラリア市場に積極的に投入する。今回、同社に発表によると、2017年までにフォードのグローバル車11モデルをオーストラリアで発売。幅広い顧客のニーズに応えるという。

フォードモーターのアラン・ムラリーCEOは、「オーストラリアの顧客に向けて、より優れた車をスピーディに投入。(現地生産からは撤退するが)オーストラリアでの新車開発は、今後も継続していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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