マレーシアのゴミ排出量が予想上回る増加率、早急の対策が必要

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア人の固体廃棄物排出量が昨年、1日当たり3万3,000トンとなり、2020年時点の排出量予想3万トンをすでに上回っていることがわかった。早急の対策が必要となっている。

廃棄物管理と環境に関する国際会議において、アブドル・ラーマン都市福祉地方自治相は、年間では1,200万トンのゴミが排出されていることを意味し、懸念すべきだとコメント。国民は廃棄物の量を減らす努力をするべきだと述べた。また、廃棄物減少のための法整備を行っても国民の努力がなければ意味がないとコメントした。

都市福祉地方自治省は廃棄物管理に関する周知プログラムを実施し、国民に対して「3R(減少、再使用、リサイクル)」の実施を呼びかける方針だ。マレーシアではリサイクルに対する意識は高まっており、リサイクル率は増加傾向にある。連邦政府は先進国の例に倣い、固体廃棄物の管理徹底を進めている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  6. ベントレーのコンパクト電気SUV、ついにカイエン風インテリアが判明!
  7. 「着物グリルすこ」日産『セレナ』の新デザインがSNSで話題沸騰「ミニバン業界が熱い」
  8. 日産『アリア』に改良新型、フロント刷新しGoogleやV2L機能を新採用…667万5900円から
  9. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  10. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る