マレーシアのゴミ排出量が予想上回る増加率、早急の対策が必要

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア人の固体廃棄物排出量が昨年、1日当たり3万3,000トンとなり、2020年時点の排出量予想3万トンをすでに上回っていることがわかった。早急の対策が必要となっている。

廃棄物管理と環境に関する国際会議において、アブドル・ラーマン都市福祉地方自治相は、年間では1,200万トンのゴミが排出されていることを意味し、懸念すべきだとコメント。国民は廃棄物の量を減らす努力をするべきだと述べた。また、廃棄物減少のための法整備を行っても国民の努力がなければ意味がないとコメントした。

都市福祉地方自治省は廃棄物管理に関する周知プログラムを実施し、国民に対して「3R(減少、再使用、リサイクル)」の実施を呼びかける方針だ。マレーシアではリサイクルに対する意識は高まっており、リサイクル率は増加傾向にある。連邦政府は先進国の例に倣い、固体廃棄物の管理徹底を進めている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  6. オランダの愛好家が10年で完全復元した、世界に1台だけのポルシェ『356A』
  7. レクサス、ベネチア国際映画祭の公式車両に…『ES』新型のEVがレッドカーペットに登場へ
  8. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  9. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  10. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る