マレーシア東部回廊経済圏、過去5年で投資503億リンギを誘致

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア東部回廊経済圏、過去5年で投資503億リンギを誘致
マレーシア東部回廊経済圏、過去5年で投資503億リンギを誘致 全 1 枚 拡大写真

マレーシア半島東海岸の経済開発地域「東部回廊経済圏」(ECER)の開発委員会、ECERDCによると、過去5年間でECERには期待を超える500億リンギ以上の投資が集まった。これまでの投資額は502.7億リンギで、4万人分の雇用を創出した。

地域別では▽パハン(235.5億リンギ)▽トレンガヌ(193.2億リンギ)▽クランタン(57.9億リンギ)▽メルシン(16.1億リンギ)--となっている。
今年は既に250億リンギの投資が集まっており、今年通年の目標額150億リンギを上回っている。

ECERの対象地域はクランタンとトレンガヌ、パハン、メルシン(ジョホール)で、日本のカネカ・グループや韓国のCJグループ、フランスのアルケマ、BASFペトロナス、フォルクスワーゲンなどが投資を行っている。対象地域の面積はマレーシア半島の半分を占めるが、人口は全国の15%を占めるのみとなっている。観光産業や石油・ガス、石油化学、製造業、農業、人材開発など多岐にわたる投資が寄せられている。

ECERでは2020年までに1,100億リンギの投資を誘致し、50万人分の雇用が創出されると見込まれている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  6. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  7. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  8. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  9. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
  10. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る