マレーシア自動車研究所(MAI)のマダニ・サハリ最高経営責任者(CEO)は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加した場合は、市場の拡大につながると述べ、TPPに対し前向きな見方をしていることを明らかにした。
マダニCEOは、国民車のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)及びプロトンと共にTPPについての話し合いを開始したと述べた。TPP参加によるマイナス影響を避けるために、国民車メーカーは企業改革が必要との見解を示した。現にプロドゥアは自動車価格の引き下げを行っていると述べた。
またマダニCEOは政府が自動車産業において自由化をすすめていることから、自動車メーカーは国際競争力を高める準備を進めていると述べた。