横河電機、マレーシア事業の貢献度25%見込む

エマージング・マーケット 東南アジア

横河電機は、クアラルンプールにおいて初の太平洋地域の顧客を対象にした「ユーザーカンファレンス2013」を開催した。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

同社は、東南アジアにおけるマレーシア事業の貢献度は25%を超えると見込んでいる。

西島剛志代表取締役社長によると、2015年までに世界全体の売り上げを現在の37億米ドル(123.6億リンギ)から40億米ドル(133.6億リンギ)に増加させる計画だ。マレーシアを含めた主要市場に注力することで目標が達成できると見込まれている。

横河電機は、1989年にマレーシア法人のヨコガワ・コントロールを設立した。マレーシア事業は現在、東南アジアにおける売り上げに25%貢献しており、同社への貢献度が高い事業の一つとなっている。

過去24年間にマレーシアの石油&ガス(O&G)は成長を続けており、同社と国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の提携は同社への貢献度が高い一因となっている。ヨコガワ・コントロールは、マレーシアをアジアにおけるO&Gの拠点とすることを目的とした経済変革プログラム(ETP)への参加を検討している。2017年のプロジェクト実施を計画していると明らかにした。

広瀬やよい

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