IHIインフラシステムなど、日越友好のシンボル「ニャッタン橋」の主塔工事完了
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ニャッタン橋プロジェクトは、ベトナム中心部の紅河をまたぎ、交通渋滞問題を抱えるハノイの幹線道路を建設するもの。日本政府の円借款によって実施される。
工事は、主橋部として6径間連続鋼桁斜張橋と取付橋部で構成する。総延長距離は3080メートル。主橋主塔を支える5基の大規模基礎は、日本で開発された鋼管矢板基礎工法で施工された。
主橋5基の鋼管矢板基礎は、陸上部2基と河川部3基で構成し、河川部はクレーンバージを用いた水上施工を行った。鋼管矢板は、ウォータージェットとバイブロハンマーを併用したバイブロジェット工法により沈設、所定深さまでディーゼルハンマーにて最終打撃され、高精度で閉合した。
鋼管矢板は、径1.2m、最大長50m。鋼管矢板の総本数は、632本、総重量は1万4200トンで、材料はすべて日本から海上輸送した。
ニャッタン橋の完成後、円借款ODA案件で建設が進められている国道3号線と接続し、ハノイ中心部からノイバイ国際空港を経て、中国国境へとつながる大動脈となる。
同社では、ニャッタン橋は、ベトナムの社会インフラの拡充に大きく貢献するとともに、「日越友好橋」の名前が示すよう日本とベトナムの友好を象徴する架け橋となることを期待するとしている。
《レスポンス編集部》
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