日本化薬、マレーシア・セレンバンの自動車部品工場が10月に稼働

エマージング・マーケット 東南アジア

薬品、自動車部品メーカーの日本化薬は、ネグリ・センビラン州セレンバンにおいて建設中の自動車安全部品製造工場を10月に運転開始する。建設には、2億4,000万リンギが投じられた。

工場では、関係会社のセイフティシステムズが日本で生産していたスクイブ、ガス発生剤、エアバッグ用インフレータ、シートベルト・プリテンショナー用マイクロ・ガス・ジェネレータなどを生産する。今後5年で300人分の雇用を創出すると見込まれている。

日本化薬は2月に、10万リンギを投じてマレーシアにカヤク・セイフティ・システムズ・マレーシアを設立し、工場設立のためセレンバンにおいて土地を購入すると発表した。マレーシア工場はセイフティシステムズにとり、5カ所目となる。これまでに日本、チェコ共和国、メキシコ、中国に工場を設立しており、新たに東南アジア諸国連合(ASEAN)を加えたグローバル5極体制を構築し、自動車安全部品のグローバル供給体制を強化する方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  7. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  8. スズキ『クロスビー』改良新型、パイオニア製カーナビ設定…9インチHD画面でスマホ連携対応
  9. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  10. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る