トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は9月3日、トヨタとレクサス車の合計で23万5000台について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、2件の異なる不具合を受けて実施するもの。1件目は、トヨタ『ハイランダーハイブリッド』の2006-2010年モデルと、先代レクサス『RX400h』2006-2010年モデルが対象。
この2車種は、ハイブリッドシステムインバーター内のトランジスターが、熱により損傷する可能性がある。13万3000台がリコールに該当する。
2件目は、2006-2011年モデルの先代レクサス『IS350』『IS350C』と、『GS350』が対象。V型6気筒ガソリンエンジンの可変バルブコントロール機構に不具合があり、車両が走行不能に陥る恐れがある。10万2000台がリコールに該当。
米国トヨタ販売は対象車を保有する顧客と連絡を取り、交換部品が用意でき次第、リコール作業に着手する予定。