TPP交渉、パーム油輸出の障壁について協議 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア通産省のレベッカ・ファティマ・スタ・マリア事務次官は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に関して、次回交渉ではパーム油輸出の障壁に関して協議が行われるとの見通しを示した。ベルナマ通信が報じた。

通産省はパーム油輸出の関税を撤廃するよう働きかける方針だ。他にも規制や表示に関する法律などの障壁を撤廃することで市場アクセスを確実なものとし、マレーシア産のパーム油輸出にとり有利な協定とするよう交渉を進める。

マレーシアは年間200億米ドルの収入をパーム油の輸出から得ている。過去15年間に渡り、西欧諸国の環境保護団体などが、パーム油農園が熱帯雨林の破壊に繋がっており野生動物や先住民族の土地にとり脅威になっていると非難している。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  6. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  7. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  8. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  9. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  10. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る