大手飲料メーカーのフレーザー&ネーブ・マレーシア(F&N)は、セランゴール州プラウ・インダで新たな工場を開設した。
2018年までに子会社のF&Nデアリーズ(M)の乳製品の輸出量が40%増加すると見込んでいる。
セランゴール・ハラル(イスラムの戒律に則った)産業ハブにある新工場での生産を通じて、世界のハラル市場向けの事業も強化する。
新工場への投資額は3億7,000万リンギで、1日の生産能力は150万缶。年間のコンデンスミルク、エバミルクの生産能力はおよそ5億缶となっている。ペタリンジャヤにあった以前の工場の生産能力と比べて30%多い。製造された乳製品は40カ国に向けて輸出されている。
プラウ・インダ工場はF&Nにとり2番目の乳製品工場。タイのロジャナでは2009年から乳製品工場を運営している。