2012年会計検査院報告が発表され、ペナン州では福祉局がすでに亡くなった155人に対して、生活補助金を6年半にわたって支給し続けていたことが分かった。星洲日報が伝えた。
損失額は34万4,540リンギに達するという。
福祉局は、2012年7月時点で1,762人に支給を行なっていた。国民登録局(NRD)のデータによると、2006年から2012年6月までに受給者のうち155人が亡くなっていたが、それらの名前が福祉局の名簿に残されたままとなっていた。2008年度の会計報告ですでに過払いが指摘されていたが、その後も改善されなかったという。
過払いが判明した後、福祉局は77人に対する支給を直ちに打ち切り、銀行口座から1万3,070リンギを回収した。補助金は銀行口座に振り込まれていたが、246人は引きだしていなかったという。