マレーシア8月の輸出、前年同月比12.4%増加 輸入は14.1%増に

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2013年8月の輸出高は629.0億リンギで、前年同月比で12.4%増加した。

前月比でも3.6%の増加となった。

輸入高は557.9億リンギで、前年同月比で14.1%増加、前月比で3.6%減少した。貿易高は1186.9億リンギで、前年同期比で13.2%、前月比では0.1%それぞれ増加した。貿易収支は71.1億リンギの黒字で、前年同期比で0.3%、前月比では148.8%それぞれ増加した。

8月の輸出先を国・地域別で見ると、中国がトップとなり、2-5位はシンガポール、日本、米国、タイの順。日本への輸出額は62.6億リンギで、前年同月比11.3%の減少となった。液化天然ガス(LNG)の輸出量が減少したことが影響した。1位だった中国は前年同月比で21.3%増、2位のシンガポールが同13.8%増、4位の米国が同4.2%減少した。品目別では、電気・電子が207.0億リンギでトップ。これに精油製品、LNGが続いた。

8月の輸入は、中国が92.9億リンギでトップとなった。シンガポールが65.6億リンギで2位となり、日本は46.1億リンギで3位だった。品目別では、電気・電子製品が158.5億リンギでトップ。これに精油製品、化学製品が続いた。

広瀬やよい

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