三菱電機と気象衛星ひまわり運用事業、「ひまわり8号/9号」の地上設備の据付工事を完了

宇宙 企業動向
埼玉県比企郡の主局
埼玉県比企郡の主局 全 2 枚 拡大写真

三菱電機と気象衛星ひまわり運用事業は、静止地球環境観測衛星「ひまわり8号/9号」の地上設備となる直径9メートルの送受信アンテナ・衛星管制設備を備えた主局(埼玉県比企郡)と副局(北海道江別市)の現地設備据付工事を完了した。

【画像全2枚】

今回設置した衛星管制設備は、観測データの送受信を従来の主局1局の運用から、主局・副局の2局とし、さらに各局内でも直径9メートルのアンテナ設備2式を含む2系統の冗長構成を確保することで、気象庁へ観測データを安定的に提供する。

「ひまわり8号」は2014年夏頃打上げ、2015年に本格運用を開始する予定。両社は「ひまわり8号」を使った観測データの提供開始に向け、総合試験の準備を進めている。

「ひまわり8号/9号」は従来、原則1日1回しかできなかった衛星への運用指示回数を、2.5分間隔で1日最大576回指示することが可能。これにより、台風の監視やゲリラ豪雨をもたらす積乱雲の監視など即応性の高い領域ごとに観測データの取得が可能となる。

今回、送受信アンテナ・衛星管制設備などの設計・製造・現地据付工事を三菱電機が担当した。

今後、事業会社は本格運用に向けオペレーターのトレーニングを実施し、両局に設置した地上設備を用いた総合試験を行う予定。三菱電機は気象庁から製造を受注している「ひまわり8号」との各種試験などを実施する。

《レスポンス編集部》

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