米エボリューション・エナジーは7日、サバ州ラハド・ダトゥにおけるパーム油産業クラスター(POIC)と再生可能エネルギー分野で協力する事で合意、覚書を締結した。投資額は5億リンギに上ると見込まれている。
エボリューション・エナジーは、液体及び個体のバイオ燃料などを生産する5カ所の工場を設立するため、50ヘクタールの土地を取得する。工場ではパーム茎葉や樹幹などの1億トンのバイオマスを利用し、ガソリンやディーゼル油、航空燃料、クリーンコールなどの生産を2015年をめどに開始する。
サバ州ラハド・ダトゥのPOICは6月に、サバ州政府、ラハド・ダトゥのパーム油業者、POICサバ、技術革新の推進機関、エージェンシー・イノバシ・マレーシア(AIM)により設立された。
国家バイオマス戦略において、2020年までにバイオマスの年間売上を3,000万リンギとする目標が掲げられている。