ダイハツ三井社長「軽自動車は安くなければ」

自動車 ビジネス 国内マーケット
ダイハツ工業 三井正則社長
ダイハツ工業 三井正則社長 全 2 枚 拡大写真
ダイハツ工業の三井正則社長は10月31日に都内で開いた決算会見後、報道陣の囲み取材に応じ「軽自動車はやはり安くなければいけない」との考えを示した。

三井社長は「我々は環境性能、燃費を良くして低価格にしたい。低価格にするというのは、軽を軽として認めて頂ける場所をつくるために私は言っている。どんどん性能が上がり、機能が上がって、値段も上がるだったら、登録車に近づいているだけになる」と指摘。

その上で「例えば『ミラ イース』の一番安い車は33.4km/リットル走って74万5000円。これに色んな機能をつけていくと当然高くなるわけだが、軽の本質はそういうものであると思っている」と強調した。

一方、今秋の東京モーターショーで世界初公開する軽オープンスポーツ『KOPEN』について「軽スポーツはいわゆる生活の足とはいえないと思うが、軽への期待やご要望に対してのバリエーションというか、車は楽しいんだということをお知らせするひとつの手段として、力を入れている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る