マレーシア電気料金、来年第1四半期にも引き上げか

エマージング・マーケット 東南アジア

財政再建を目指すマレーシア連邦政府は来年第1四半期にも発電業者向けの燃料補助金削減を実施する方針で、これに伴い電気料金の引き上げが見込まれている。エネルギー・グリーン技術・水省のルー・トゥックギー事務次官が明らかにした。

政府が負担している発電業界向けの燃料補助金は今年はすでに248億リンギに達しているという。補助金がゼロだった場合、1キロワット/時(kwh)当たり33.5センから19%増の40センになる計算だという。電力会社は、燃料となる天然ガスを市価より安い百万英熱単位(mmBtu)当たり13.7リンギで購入している。

最後に行われた電気料金の値上げは2011年6月で、その時の値上げ幅は2%だった。それ以前の電気料金値上げは2006年まで遡る。

千田真理子

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