マレーシアのテレコム、国内外接続性改善のためイニシアティブを発表

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアのブロードバンド国内最大手テレコム・マレーシア(TM)は、マレーシアと海外をつなぐデータ接続サービスの需要が高まっていることから、3つのイニシアティブを発表した。ザ・スターなどが報じた。

発表したのは、「My1ハブ」、「イスカンダル・インターナショナル・ゲートウェイ(IIGW)」、「光海底ファイバー・ケーブル(チャハヤ・マレーシア)」。

「My1ハブ」は、マレーシア半島にシームレスな接続性を提供するワンストップ拠点となる。またサービス・プロバイダーやデータ・センター業者向けにプラットフォームを提供する。560ギガバイト/秒の能力を持っており、24テラバイトへの拡大も計画されていている。向こう2、3年後にはサバ、サラワク州でもサービスを開始する予定。

「IIGW」は、ジョホール州南部開発地域「イスカンダル・マレーシア」におけるネットワークのインフラ整備を行う。

「チャハヤ・マレーシア」は、NTTコミュニケーションズとの事業提携で敷設を進めているプロジェクトで、マレーシアから香港を通じて、日本とを繋ぐ通信網を構築する。TMは、チャハヤ・マレーシアなどの光海底ケーブルに投資することで、マレーシアと海外を結びシームレスな接続性を提供する計画だ。

国家ブロードバンド・イニシアチブの下で開始した高速ブロードバンド(HSBB)通信網整備の第2期について、TMは全国400か所のエクスチェンジ・ポイントにおいてアップグレードを行うと発表した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  4. BYDが軽自動車市場に参入、EVプロトタイプ初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  6. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  7. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  8. ダイハツ『ロッキー』改良新型、新グリルで表情変化...インドネシアで発表
  9. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  10. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る