国内電子商取引、17年には17億リンギ規模 商品拡大図る=楽天マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

『ザ・サン』『ザ・スター』など英字紙によると、楽天マレーシアは、2017年までにマレーシアにおける電子商取引(eコマース)が17億2000万リンギ規模になると見込んでいると報じた。

オンライン・ショッピングの人気やインターネットの普及率が高まっていることが取引を押し上げる要因になるという。昨年の取引額は8億5000万リンギだった。

上野昌哉 最高経営責任者は、マレーシア人の一人当たりの取引額は1万4,000米ドルとなっており、他の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の数千米ドルより高いことを明らかにした。マレーシア人はショッピング好きであることから、今後オンライン・ショッピングの便利度が上がれば、さらに売り上げが増加すると見込んでいる。またマレーシアの中小企業(SME)の70%がオンライン化を図っていないことから、今後数年で50%の企業がオンライン化を図った場合、取引額が増加すると予想している。

「ラクテン・オンライン・ショッピング」では現在、130店舗以上が▽家電製品▽コンピューター▽情報通信(IT)製品▽ヘルスケア▽ファッション▽宝石▽アクセサリー--など4万点以上の商品を取り扱っている。楽天は、今後商品や店舗数の拡大、支払い方法の多様化を図ってく方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  2. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  3. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  4. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
  5. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  6. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  7. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  8. 光岡のSUV『バディ』、150台限定で再販売決定…726万円で先行予約開始
  9. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  10. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る