10月のVWブランド世界乗用車販売、2%増…2か月連続で増加

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新型フォルクスワーゲン ゴルフ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月12日、2013年1-10月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は約488万台。前年同期比は3.4%増と、引き続きプラスを維持する。

市場別販売は、最大市場の中国(香港を除く)が前年同期比17.9%増の約202万台。中国を含めたアジア太平洋地域では、16.2%増の220万台以上を売り上げる。

また北米は、前年同期比0.9%増の51万3100台。このうち米国は、4%減の34万3000台にとどまる。10月単月実績は2万8129台。前年同月比は18%減と、7か月連続で前年実績を割り込む。

信用不安が続く欧州は、前年同期比5.3%減の約137万台。地元ドイツも7.4%減の46万4100台と、前年実績を下回った。これまで好調だったロシアも、前年同期比5.4%減の12万9900台と減少。

フォルクスワーゲンブランド(乗用車)の10月単月の世界新車販売は51万1400台以上で、前年同月比は2%増と2か月連続の前年実績超え。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「フォルクスワーゲン乗用車ブランドは10月、いくつかの地域の困難な状況にも関わらず、世界市場で満足できる成長を遂げた。とくにアジア太平洋、最大市場の中国が心強い」と語っている。

《森脇稔》

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