ベルジャヤオート上場、マレーシア&フィリピン事業に注力

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

マツダ車販売を手掛けるベルジャヤ・オートが18日、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)メイン市場に上場したと、ザ・スター電子版が報じた。

向こう数年間はマレーシアとフィリピン事業に注力していく方針。販売事業は子会社のベルマツ・モーターが行っている。ヨー・チューンサン最高経営責任者(CEO)が記者団に対し明らかにした。

ベルジャヤ・オートの市場シェアは、マレーシアが3.8-4.0%、フィリピンが4.0-4.5%となっている。フィリピン市場については、向こう数年で15-20%の成長を見込んでいる。フィリピン子会社のベルジャヤ・オート・フィリピンは今年1月に営業を開始したばかりだが、すでにグループ売り上げの5.2%を占めるまでになっている。長期的には15-20%を占めると予想されるという。

売り出し価格は0.7リンギだったが、一時は2.20リンギまで上昇。85セン高の1.55リンギで初日の取引を終えた。出来高は232万株。

ベルジャヤ・オートは全国に68のディーラー網を持ち、うち25カ所が3S(販売、サービス、部品交換)センターとなっている。過去5年間で、マツダの10車種、24バリアントを販売してきた。750万リンギをかけ向こう2年で新たに3Sセンターを3カ所開設する。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  6. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  7. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  8. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  9. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  10. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る